算命学入門講座

算命学とは

生年月日を干支に置き換えて、陰陽五行説を元にしてその人の運命や性格を読み解く占いです。

陰占と陽占にわかれ、陰占は生年月日の干支を読み、
陽占では「人体星図」という人体になぞらえた独自の図を用いてそこに「十大主星(じゅうだいしゅせい)「十二大従星(じゅうにだいじゅうせい)を配します。
「十大主星」では、性格などの個性、「十二大従星」では人生の諸段階の運勢を占います。


特に「天中殺」の考え方が有名で、時間を司る十干支と、空間を司る十二支を組み合わせた際、
十二支が二つ余ってしまうことから、その二年の干支の年を「バランスが崩れやすくなる時」として要注意の期間としています。

陰陽五行説

古代中国では、自然界のあらゆるものを陰(いん)と陽(よう)に分け考えます。
こうした思想を陰陽思想と言います。
例えば、太陽は「陽」で月は「陰」、男が「陽」で女が「陰」、表が「陽」で裏が「陰」という具合になります。
この陰陽思想から、自然界は
木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)
の5つの要素で成り立っているという五行の思想に結びついていくことになります。

(陽)
(陰)
太陽
上半身
下半身
木火土金水

人体図

算命学では、算出された八つの星を、人間の型である「人体図」に配置し、
自分という宇宙の縮図を読み解くことで運命や宿命を読み解いていきます。

心はどんな形をしているのでしょう。
目に見えない心を形に表すというのですから、それは大変な問題です。
ここが古代の中国人のユニークなところなのですが、心は人間の身体から出てくるのですから、心もまた人の形をしていると考えられました。
その心の形がこの「人体図」です。

身体は「五体」と言われます。
身体の中は「五臓」で成り立っています。
それなら心の中も質の異なる五つの星、つまり「五星」から成り立っているはずだと考えられました。
また、人間の一生は大きく分けると、「初年期」「中年期」「晩年期」の三つに分けられますが、
その三つの時代もまた「三星」で表されると考えました。

人体図には、この「五星」と「三星」を合わせた八つの星が配置されますが、その配置はどうなっているでしょうか。
ここでも中国人のユニークな発想が生きてきます。
頭は頭脳、考えるところ。
胸はハート、心や思いやりのあるところ。
右手と左手は技を表し、働くところ。
腹は心の心底、心持ちのあるところ。
頭、胸、右手、左手、腹の五ヶ所に、十大主星(後述)を配置することにしました。
時代を歩くのは自分の足。
右足と左足。そして肩は負担や責任を負うところ。
右足と左足、そして左の肩の三ヶ所に、十二大従星(後述)の三星を配置することにしました。
以上、合計八ヶ所に星を配置して、9マスの人体図が出来上がります。

「十大主星」には次の種類があります。
・貫索星(かんさくせい)
・石門星(せきもんせい)
・鳳閣星(ほうかくせい)
・調舒星(ちょうじょせい)
・禄存星(ろくぞんせい)
・司禄星(しろくせい)
・車騎星(しゃきせい)
・牽牛星(けんぎゅうせい)
・龍高星(りゅうこうせい)
・玉堂星(ぎょくどうせい)
 
「十二大従星」には次の種類があります。
・天報星(てんぽうせい)
・天印星(てんいんせい)
・天貴星(てんきせい)
・天恍星(てんこうせい)
・天南星(てんなんせい)
・天禄星(てんろくせい)
・天将星(てんしょうせい)
・天堂星(てんどうせい)
・天胡星(てんこせい)
・天極星(てんきょくせい)
・天庫星(てんこせい)
・天馳星(てんそうせい)
 
また、算命学の「天中殺」は有名です。
時間を司る十干支と、空間を司る十二支を組み合わせた際、十二支が二つ余ってしまうことから、その二年は「足元が崩れやすくなる時期」で要注意の期間となります。

「天中殺」には次の種類があります。
・子丑天中殺(ねうしてんちゅうさつ)
・寅卯天中殺(とらうてんちゅさつ)
・辰巳天中殺(たつみてんちゅうさつ)
・午未天中殺(うまひつじてんちゅうさつ)
・申酉天中殺(さるとりてんちゅうさつ)
・戌亥天中殺(いぬいてんちゅうさつ)

算命学

十大主星

五行 陰陽 十大主星 性質 本能
木性 (陽) 貫索星 頑固、マイペース、単独行動、狭く深い交友 守備
(陰) 石門星 柔軟、適当、集団行動、浅く広い交友
火性 (陽) 鳳閣星 率直、のんびり、観察力すごい、自分に甘い 伝達
(陰) 調舒星 伝え下手、繊細、クリエイティブ、自分に厳しい
土性 (陽) 禄存星 お人好し、奉仕精神、自分大好き、回転財 引力
(陰) 司禄星 用心深い、努力精神、家族大好き、貯蓄
金性 (陽) 車騎星 一本気、反発、勝負運、単独攻撃 攻撃
(陰) 牽牛星 責任感、プライド、権力運、集団攻撃
水性 (陽) 龍高星 革命思考、経験から学ぶ、グローバル、巣立ち 習得
(陰) 玉堂星 前例重視、書籍から学ぶ、古典的、母性愛

十二大従星

 エネルギー 従星 特徴
3 天報星 胎児 多芸多才、変化、気まぐれ
6 天印星 赤ん坊 無邪気、無心、受身の社交性
9 天貴星 児童 潔癖、好奇心、素直、伝統性
7 天恍星 少年 夢、ロマン、離郷、正直
10 天南星 青年 目的意識、反骨精神、一本気
11 天禄星 壮年 堅実、安定志向、観察力
12 天将星 頭領 自信、自我心、義理人情、波乱
8 天堂星 老人 自制心、引っ込み思案、自負心
4 天胡星 病人 感受性、美意識、現実的直観力
2 天極星 純粋、ボーダレス、お人よし、霊感
5 天庫星 探究心、正統志向、古典的
1 天馳星 あの世 多忙、瞬発力、自分に正直

天中殺

天中殺とは「時間と空間の不自然融合」
慎重に対処すれば、人生の災いの半分は避けられます。


「天(てん)、殺(さつ)に中(あた)る」
天は 宇宙の生命活動
中は、食中り(あた)とか毒に中る(あた)、(中毒)などの中るです。
殺は、自らを破り損なう事です。
殺には他に、命を絶って滅びる、削り減らすとか厳しいとか、
霜(しも)が草を枯らす、等の意味もあります。
天中殺とは、宇宙生命活動が自らを傷つけ損なう、厳しい状態にある事いい、
人にあっては精神の統一を欠いてあれこれと色々な事をしたくなる事を言います。

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